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zoom RSS 愛知県の私的史跡探訪シリーズ 第1回豊田市松平郷

<<   作成日時 : 2008/03/19 13:42   >>

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今日から「愛知県の歴史探訪シリーズ」と題して、県内の歴史的史跡やそれにまつわるお話
エピソード等を、折り込んでお伝えして行きたいと思います。勿論刀剣に関係したお話も出てきます。御期待ください。

1回目の探訪地は私の地元車の町豊田市の松平郷です。市街の喧騒を抜けて東へ10km
程行った山村に、これからお話しする徳川家の始祖の発祥地松平郷があります。

松平氏の発祥
松平郷を開いた領主は後宇多天皇(1274〜1287)に仕えた公家の「在原信盛」で
弘安年間(1278〜1287)の頃、現在地の八幡神社松平東照宮境内に館を、構えたと伝えられています。信盛の子信重の時世の頃、一人の旅の僧がこの地を訪れます。名は「徳阿弥」と言う時宗の僧です。その「徳阿弥」が信重の娘に見初められて婿入りして家を継ぎ名を
「親氏」と改めます。徳川家の始祖「松平太郎左衛門親氏」(〜1394年)の出現です。
やがて親氏は近隣7ヶ村を討ち取り、現在地に松平城を築きます。
「二代泰親」は親氏の弟(子とする説もある)で、親氏の子「信広」「信光」を助けて岩津城を落とします。そして信広を松平郷に残し、信光と泰親は岩津城に入ります。
松平宗家三代「信光」は近隣の大給(豊田市)、保久(額田郡)を攻め取り、さらに岡崎、安祥
に勢力を伸ばして西三河の大半を手中にします。
この時より信光の系統は松平宗家として代々続き「家康」に至ります。一方松平郷は信光の
兄信広が治めて「松平太郎左衛門」家を継ぎます。
松平宗家七代「清康」は安祥城から岡崎城に居を移し三河一国を支配するに至ります。清康
は天文4年(1535)隣国尾張に進出し織田信長の父信秀と対峙するが清康は尾張国守山
の陣中で誤解から家臣に斬殺されます。それが元で清康軍は総崩れとなります。世に言う
「守山崩れ」です。この時、子の八代広忠は10歳で家督争いが起こり、岡崎城には松平信定
が入り広忠は流浪の身となり「今川義元」を頼って行きます。
天文6年(1537)広忠は岡崎城に帰ることが出来ましたが、松平一族の支配力は衰えて行きます。この間、天文11年(1542)九代家康が岡崎城で誕生します。しかし広忠も又、近臣に斬殺され岡崎城は今川氏の支配下に組み込まれて行きます。
清康、広忠親子の斬殺に使用された刀が偶然にも「摂津住千子村正」でした。これにより
徳川家に祟る妖刀として将軍家はもとより、諸大名の家臣に至まで所持が憚られました。
ちなみに幕末頃には逆に勤皇の志士の間では村正の刀を好んで愛刀として所持しました。

江戸時代の松平太郎左衛門家
松平郷を継いだ三代信広は、宗家の広忠、家康が苦難の時も宗家によく仕えたと伝えられています。
七代親長の時世に大給松平親乗に攻められその支配下に入ります。九代尚栄は関が原の合戦に従軍し戦功により旧領地210石を再び支配する事になる。
慶長19年(1614)大阪冬の陣での戦功により230石加増され合わせて440石の旗本になり交代寄合に列せられます。これは石高は低いが大名と同じ格式をもって江戸へ参府できる
家柄に成ったと言う事です。
明治に入って20代信博は、作曲家として活躍します。代表作は日活映画「侍ニッポン」の
主題歌「人を斬るのが侍ならば恋の未練がなぜ切れぬ・・・・・・・」が知られています。
画像


松平郷の見所

高月院;1377年親氏が松平家の菩提寺として建立

松平氏墓所;初代親氏、二代泰親、四代親忠夫人が祀られています。

松平城址;室町時代の山城の遺構

松平東照宮;九代尚栄が建立、元和5年(1619)家康を合祀、昭和40年(1965)親氏を合         祀する。

天下祭;親氏の偉業を顕彰して毎年2月の第2日曜日に、裸男の「錬りこみ」「玉競り」が勇壮      に行われます。

車の街豊田市へおいでのせつは一寸寄り道して訪れてみては如何でしょうか。
見学は無料になっています。又、天下茶屋では軽食ですが食事が出来ます。
尚、掲載の記事の一部には、参考資料として市の観光パンフレットから抜粋引用させて頂きました。
交通
お車;東名豊田ICー国道153号ー国道301号(松平氏発祥地の看板あり)所要時間約40分
資料館休館日;水曜日、年末年始
利用時間;御前10時〜午後3時

訪れた人は、感想を投稿して下さいね宜しく。
次回は「猿投神社」を予定しています。










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